2025/06/22

Taiwan Today

外交

パラグアイのペニャ次期大統領らが訪台、外交部が「心から歓迎」

2023/07/10
今年4月のパラグアイ大統領選挙で当選したサンティアゴ・ペニャ氏(写真)らが11日より訪台する。外交部は9日にプレスリリースを出して「心からの歓迎の意」を表した。(外交部)
今年4月のパラグアイ大統領選挙で当選したサンティアゴ・ペニャ氏らが11日より訪台する。外交部(日本の外務省に相当)は9日にプレスリリースを出して「心からの歓迎の意」を表した。以下、その内容要約。
 
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パラグアイ共和国のサンティアゴ・ペニャ(Santiago Peña Palacios)次期大統領夫妻が中華民国(台湾)政府の招きに応じ、代表団を率いて11日から15日まで台湾を訪問する。代表団には外務大臣に決まっているRubén Ramírez Lezcano氏、官房長官となるLea Giménez Duarte氏、財務大臣に就任するCarlos Fernández Valdovinos氏、商務大臣に決まっているFrancisco Javier Giménez García de Zúñiga氏らが名を連ねている。外交部は一行を心から歓迎する。
 
大統領就任を控えたこの時期にペニャ氏は夫人と共にはるばる台湾を訪れる。ちょうど両国が国交を樹立して66年となる7月12日とも重なっており、訪台は両国の外交関係を深める上で重大な意義を持つ。礼を尽くした対応と重視のほどを示すため、蔡英文総統と頼清徳副総統がそれぞれ面会すると共に設宴してもてなし、二国間協力及び共通の関心事について意見交換する。
 
ペニャ次期大統領は台湾滞在中、呉釗燮外交部長(=外務大臣)と会談し、呉外交部長による設宴のもてなしを受ける。また、王美花経済部長(=経済産業大臣)、薛瑞元衛生福利部長(=厚生労働大臣に類似)を表敬訪問する。このほか、国立台湾科技大学(台湾北部・台北市)、財団法人台湾世界展望会(World Vision)を訪れ、産業座談会を行うと共に経済や文化に関連する施設を参観する。
 
パラグアイは我が国にとって南米における堅実な国交樹立国で、我が国の国際参与を長年にわたって揺らぐことなく支持し、国連総会(UNGA)、世界保健機関(WHO)、国際民間航空機関(ICAO)、国際刑事警察機構(INTERPOL)、国連気候変動枠組み条約締約国会議(UNFCCC COP)など国際的な場で台湾のため正義の発言を続けている。台湾とパラグアイの外交関係は忠実かつ睦まじく、手を携えて国と人々に幸福と利益をもたらす協力プロジェクトを数多く推進、大きな成果を挙げており、パラグアイの人々から広く、高い評価と感謝を勝ち得ている。
 
 

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